【第二章】-暗号解読-4-
暗号解読へ向かうために大切な要素として暗号構成と共に暗号構造という事が存在します。
これは正しい解読結果を得るための暗号構成とは全く事なる内容です。
これは正しい解読結果を得るための暗号構成とは全く事なる内容です。
暗号構成が「どのような形式で解が示されているか」を探る要素であるならば、暗号構造は言葉の通り、その暗号がどのような構造を持つか。
つまりどような数学的背景を基盤として成立している暗号であるか、これを考える事になります。
【暗号構造-1-】
同じく図表、2020年日本ダービーをご参照ください。(前項掲載済)
このレースは18頭、レースにおける出走頭数は暗号構造を考えるために必要な構成要素のひとつです。そして度々登場している出走取消、騎手変更、競走除外という開催情報も暗号構造を形づくる重要な要素です。
暗号が持つ構造とはその暗号が成立する為の数学的な基盤です。
これを考えるためには暗号という分野に関する知識が不可欠です。
暗号にはどのような種類、形式が存在しているか。また、それらの暗号はどのような数式が暗号化数式として使用されているかという知識です。
また、暗号という特殊な分野ではその内容に関してどのような解読方法が存在しているかを知る事も非常に大切な事柄と言えます。
【同着】
競馬には不思議な決まり事が沢山存在していますが、同着という扱いもそのひとつです。
そしてこれは競馬の暗号における暗号構造を考えるうえでも必須の大切な要素です。競馬では馬券対象の数は通常3頭、そして同着の扱いは以下です。
(1)1着同着(2頭):3着
(2)1着:2着同着(2頭)
(3)1着:2着:3着同着(2頭)
上記で分かる通り、通常の馬券対象は3頭、馬券対象圏内の同着であっても(3)以外は全て3頭です。
しかし唯一つ、3着同着の場合のみ、馬券対象は4頭になります。この3着同着、つまり馬券対象が4頭になるという事が競馬の暗号構造を考えるうえでは最大の特徴です。
また、多くの方は興味さえ持たない下位同着、つまり馬券対象以外の同着について考える事も、暗号構造を考えるうえでは非常に大切な事であると考えてください。
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*前文
最初にお断りしておきます。
私は競馬興行という事業に反対する者ではありません。それどころか数学を愛する者としてギャンブルが近代ビズネスの一分野である事を誰よりも認めています。
それはまた、暗号学とコンピュータ技術が軍事上の必要性から目覚ましい発展、発達を遂げてきた事実とよく似ています。
この連載はあくまでも一個人として、長年に渡る監視、盗聴、精神的な苦痛を伴う嫌がらせ行為と通信手段を用いた物理的な破壊行為。
こうしたの数々の違法行為を止めて頂く手段として仕方なく掲載するものです。
また、研究成果としての暗号解読を用いて配当管理を妨げるような大量、複数の勝馬投票券購入をしていない事実は主催者の方々がご存じの通りです。
私の望みは唯一つ、平穏無事、静かな毎日を送りたいという、その一点に尽きます。